体と心がラクになるマクロビオンライン個人相談
西野椰季子のサイト

【毎晩眠れなかった大人の喘息がピタリと止まった理由】


驚くほど短期間で、大人の喘息の改善が見られた方のお話です。

毎晩眠れない大人の喘息に苦しんでいた

Mさんのご主人(50代男性)は、大人の喘息と副鼻腔炎に苦しまれていました。
しかし、個人相談に来られて食事を見直した途端に、ピタリとつらい咳は止まり、夜ぐっすり眠れるようになったのです。

時々咳が出ることもありましたが、約2か月後には、ほぼ改善。
その後も、どんどん良くなっています。

一体、どうしてそれほどまでに劇的に改善が見られたのでしょうか?

大人の喘息が長引いてしまう原因

喘息はつらいですよね。
咳が止まらなくなって夜眠れないことも多いですし、何をしても止まらず、苦しみに耐え続けるしかありません。
だんだん肋骨にヒビが入って、痛むようになってしまうこともあります。

これほどつらい咳が何年も続いてしまうのは、色々な原因が複合しているケースが多いです。

一番の原因は砂糖です。
そして二つ目に、動物性食品(タンパク質)が大きな影響をもたらしています。
さらに、生まれる前から蓄積してきた毒素。これについては、『無塩食概論』シリーズでわかりやすく解説しています。
砂糖と動物性タンパク質を組み合わせると、最悪の結果になってしまうのです。
これらをやめるだけでかなり症状が改善されるケースも多いです。
食事内容がいかに重要かということですね。

喘息と副鼻腔炎を併発するケースが多いのはなぜか

喘息を患っている人は、同時に副鼻腔炎も患っているケースが多いです。
これには、明確な理由があります。
なぜ併発しやすいのかというと、原因が同じだからなんです。

先ほども書きましたように、砂糖、卵、乳製品です。
これらは粘性のある鼻水を大量生産する材料となります。

体の上部に症状が出るというのも、陰陽で言えば陰性ということになります。

砂糖・卵・乳製品と言えば、ケーキやクッキーなどの洋菓子ですね。
実は塩分も沢山入っています。油もたっぷり使われていますね。
これらは中毒性もかなり強いため、やめるためには、技術的なことや知識なども必要になってきます。

喘息は陰性?陽性?

ここで問題なのが、喘息は陰性なのか?陽性なのか?ということ。

結論から言いますと、陰陽どちらもあります。
原因は砂糖(極陰)ですが、材料がの動物性タンパク質(極陽)が原因で症状が出ているわけですし、症状が出ているという時点で陽性です。

また、喘息になってしまうほど砂糖を食べることができてしまったということは、それだけ体が陽性毒でいっぱいだったということにもなります。

吸い込みにくい喘息は、特に強烈な陽性症状です。

陰陽についてこだわりすぎると、混乱と誤解を招くので、あくまでも分類のひとつとして捉えてくださいね。
このように、どちらもあるので、混乱してしまうのですが、今回の「喘息が一日で止まった理由」は陰陽関係なく単純なのです。

喘息が一日で止まった理由

なぜM.I.さんのご主人の喘息症状が一日でピタリと止まったのか?

実は、これの答えも単純明快です。

答えは「材料となるものを一切やめたから」です。

そして、減塩菜食を毎日しっかり食べていただき、アドバイスに沿って食事内容を調整しましたが、やり始めてすぐに咳が止まったわけですから、これは材料をやめた影響の方が大きいということになります。

喘息が再発した理由

Mさんのご主人は、一日でピタリと咳が止まったものの、減塩菜食を続けていたのに、しばらくして再発しました。
しかしこれは、治る過程での一時的な再発でした。
なぜなら、ごく軽く、時々だったからです。
そして回数も減っていき、今ではほとんど出なくなっています。ほぼ治ったと言えるでしょう。

副鼻腔炎のほうも、症状が軽くなっていて、鼻水が減り、匂いが分かる日が増えているそうです。

さて、喘息発作の原因となるものをやめて、発作は無事におさまったMさんのご主人ですが、まだ問題は残っています。

目に見えていないため、あまり自覚のないことが多いですが、粘膜の炎症です。
喘息発作が長年にわたり続いていたわけですから、このような人は、体内の粘膜が炎症を起こしています。

長年にわたってじわじわと痛めつけられてきた粘膜の回復には、長い月日がかかりますが、これも食事を正すことによって回復していきます。

3週間の個人相談が終わった後に、Mさんから頂いたご感想はこちらです。
東京都・30代女性 Mさん
辛い日々から脱することができ、本当に良かったですね!

Push Notification