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【膀胱炎の人がマクロビでやってはいけないこと】

2021年8月15日


膀胱炎で35年もつらい思いをされていた、Nさんのお話です。
マクロビを10年間実践するうちに、膀胱炎は悪化し症状が増えてしまいました。

なぜこのようなことになってしまったのでしょうか?
Nさんは、間違ったマクロビ知識によって混乱していたのです。

かなりこじらせてしまっていましたが、もし個人相談に来られなかったら……本当に深刻な状態になっていたと思います。

事実を元に解説していきます。
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マクロビ10年で膀胱炎がどんどん悪化した

52歳女性のNさんはマクロビ歴10年。
子育てと家事に追われる日常の中で、ご自分の慢性症状を我慢し続けてきました。

慢性膀胱炎は、とても辛いものです。
決して、人にはわからない辛さがあります。

主な症状は、頻尿、残尿感、冷え、排尿痛などです。
ちょっとでも疲れたりすると、その症状は強くなるのです。

Nさんの症状は、弱くなったり強くなったりを繰り返しながら、何十年と耐えてきたと言います。
辛い症状に耐える日々。
原因も対策もわからないままに、体だけでなく精神的にも辛さが積もっていきます。

このように何かひとつでも慢性的な症状がある場合は、他にも様々な症状が体のあちこちで起こっているものです。
Nさんの場合、最も深刻なのは便秘でした。
3~4日の便秘は普通で、さらに血圧も低め、低体温、冷え性、さらに寒がりで、特に手足や腰の冷えがひどい。

冬は、手足のしもやけに悩んでいたそうです。
常に胃が重く、頻尿で、むくみがあり、体が重くなっている状態でした。
さらに生理不順でした。

マクロビ10年で腎臓を悪くし膀胱炎が慢性化

マクロビやり始めは少し体調が良くなったように感じられていたそうですが、先述の症状はほとんど改善されないままに、10年が経ってしまいました。

Nさんのマクロビへの不信感はつのるばかり。
加齢と共に症状は益々悪化していく一方で、本当に困り果てていました。

さて、Nさんのような症状は、どこから来ているでしょうか?

彼女は腎臓が非常に悪いのです。しかし長年、腎臓の問題とわからなかったと言います。それこそが、悪化の一因だったのです。

Nさんの体の冷えは、腎臓の問題から起こっています。
ですから、腎機能を回復し、腎臓の詰まりを取り除いていかないと、冷えやむくみ、膀胱炎等は改善されません。

腎臓は、血流に非常に影響しやすい臓器なのです。
Nさんは、腎臓に毒を溜め込んで詰まらせてしまい、そのまま30年以上も放置してしまった状態です。
この詰まりを取り除くためには、相当な年数がかかります。

マクロビで絶対にやってはいけないこと

マクロビ10年ということですが、この間の食事内容について詳しく伺うと、とんでもないことが分かりました。
ピーナッツやゴマのペーストを毎日毎日、たくさん食べていたというのです。
確かに、ベジタリアンやマクロビの食材としては、許容されているものではありますが……。

しかし……。これらの食材は腎臓をどんどん硬くしてしまい、詰まらせる原因になります。
ですから、腎臓の悪い人には、ナッツ類は厳禁、むしろ危険な食べ物なのです。
ペーストにしてあっても生であっても、同様です。
ちなみに、健康な人でも、毎日ナッツを食べて腎臓結石になってしまった人がいます。

そもそもNさんはマクロビ実践前に、チーズ、ケーキ、チョコレート、クッキー等の洋菓子をたくさん食べており、砂糖と乳製品と動物性脂肪などによって腎臓を悪くしていたわけです。

さらに、マクロビを始めたとはいえ、乳製品中毒から抜けられず、代替品としてナッツ類をたくさん食べていたのです。
さらに豆乳もたくさん摂っていました。

マクロビの間違いを正し膀胱炎を治すために

個人相談開始後は、玄米、ごま、ナッツ類、豆乳、塩分の濃いものなど、腎臓に負担をかけるものは全てやめていただきました。

腎臓が悪い人は、婦人科系の臓器や腸、肝臓にも影響が出ています。
それと関連して、腸にも影響し、便秘になったり、代謝が悪くなったりします。
婦人科系にも影響するため、生理不順になります。
腎臓は血流に非常に影響しやすい臓器ですから、当然のことです。
血流が悪くなると、体のあらゆるところに悪影響を及ぼすのです。

個人相談開始後1週間で、便秘は徐々に改善されていきました。
食事の修正を行うと、代謝が活発になるので、要らないものをどんどん体外へ出そうとする働きが強まります。
体のほうで、必要なものと必要でないものを、ハッキリと確認できるようになるのです。

Nさんは長年悩んでいた便秘が改善されてきて、非常に驚かれていました。
なかなか回復が遅い体質の人もいますが、Nさんの場合は、便秘の解消は早かったようです。

しかし腎臓から来る症状には波があり、出たり引いたりを繰り返しつつ、徐々に良くなっていきます。
とにかく血流が悪すぎるというのは、本当に深刻な問題です。
ひどくなると、毛細血管が壊死していきます。
このような症状をお持ちの方は、とにかく迅速に食事内容を改善しないと、遅くなれば遅くなるほど回復が困難になっていきます。
腎機能というのは、一旦悪くすると、回復するのに非常に時間がかかってしまうのです。

マクロビ本や指導の深刻な間違いで膀胱炎が悪化

Nさんからいただいたメールに、下記のようなものがありました。

「私は、西野先生のメルマガを読んでいたので、陽性信仰の重大な間違いについてわかっていたつもりでした。
でも、某先生のマクロビ本を読むと、『膀胱炎や頻尿は、ゆるみすぎ、陰性の症状』とあり、混乱していました。
本を読んで不安になり、やっぱり玄米食べなくちゃ、とか、果物や水分を控えて…とやっていました。」

従来のマクロビ本や指導には、深刻な間違いがあるのです。
『頻尿は陰性の症状』という、重大な間違いです。

もちろん、たくさん水分を摂れば頻繁にトイレに行きますから、その”現象”自体は”陰性”です。
しかしこの見方は、非常に表面的なものであり、根本的な原因とはかけ離れています。

腎臓・膀胱が溜め込んだ毒素によって硬くなっていると、しっかり尿を溜めることができないので、頻尿になってしまうのです。
つまり腎臓の柔軟性が失われているということです。
柔軟性がないから「適切に緩めなければならない」のです。

体は陽性過多になっているため、頻尿になるのです。
緩め方を間違えると失敗します。ゆるめ方には、ちょっとしたコツがいるのです。
このあたりは、実際に、直接アドバイスを受けながら体感しなければ決してわからないことです。

私も、Nさんにメールをいただいてから、その本をあらためて確認してみましたところ、
ああ、ここを読んだ人はきっと、頻尿は陰性の症状だと勘違いしてしまうだろうと…つくづく思いました。

正しいマクロビ知識と実践で人生を取り戻す

Nさんはその後、長期サポートへ申し込まれ、現在も食事と生活、精神面の改善に取り組まれています。
食事だけでなく、心の問題や生活全般、健康の考え方などの間違いも、アドバイスに沿って改善してきます。

あまりにも長い間に慢性化してしまった症状は、3週間という短期間で治すのは無理がありますね。
しかし、解決の糸口は必ず見つけることができます。
そして正しいマクロビ知識と実践です。正しい食べ方、飲みかた、生活のしかたを修正していくことで、時間はかかりますが、少しずつ改善していきます。

Nさんのような慢性症状でお悩みの方は、できるだけ早く、ご相談に来られることをおすすめします。

周囲の状況を優先して自分の体のことは後回しにしてしまい、じわじわとかかっていく負担を「なんとかなる」「まだ大丈夫」と誤魔化している人は本当に多いです。
でも、真に優先すべきことは、自分自身の健康なのです。
無理やりつらい体を動かしていても、誰も喜びませんし、むしろ迷惑をかけることになってしまうかもしれません。
助け合い、みんなが健康で、笑いあふれる環境にしていくには、どうしたらよいか?
ご自分の体に聴いてみてください。

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