体と心がラクになるマクロビオンライン個人相談
西野椰季子のサイト

【望診と食箋の間違いに学ぶ】

今日は、色々なマクロビ指導で遠回りをしてしまった方の事例をご紹介します。

マクロビ指導で体調が悪化し不安になる日々

まずは、3週間個人相談後のご感想から。

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持病や不調を治そうと自己流でマクロビを始めて2年くらい経った頃から、新たな不調が出始めました。
それらが全く改善しないので、とある著名なマクロビの先生に何度か望診していただきました。
その先生の食箋を実行しましたが改善しません。

困ってしまい、他の有名なマクロビの先生に電話相談したところ
「玄米を土鍋で炊いてよく噛んで食べなさい」とアドバイスされただけでした。

体調がひどくなる一方で、つぎから次へと不調が積み重なって、不安はつのるばかりです。
また、食事指導の内容にも食べたくないものがあったり違和感があって、続ける気になりませんでした。

そんな時に出会ったのが、西野先生の個人相談でした。
3週間で、過食がなくなり甘いものや菓子パンが食べたい欲求が消え、長きにわたる軟便が治りました。

西野先生の個人相談はとてもわかりやすいもので、安心感がありました。
わからないことや体調の変化など毎日メールで質問し、すぐにお返事がいただけるので不安がありませんでした。

塩の抜き方、入れ方、そして陽性排毒に対する対処の仕方を学びました。
頭で考えないで、好きな野菜と調理法で食事を作ることがとても嬉しく、
それによって、日々身体が良くなっていくことを実感しました。

西野先生のレシピは、豊富なメニューから選んでとても簡単に作ることができます。

以前、食事指導を受けていたときには、食材の使い方や陰陽から考えるようにと指導され、
頭で考えていて、食べたい野菜を自分で選ぶことができなくなっていきました。
体の要求と違った野菜ばかりを食べていたのです。

今回、西野先生の個人相談を受けて大変良かったと思っていてます。
何度もマクロビの某先生に食事指導を受けたのに、良い方向に行かなかったのです。
それが今回のご指導によって、驚くほど改善し、本当に楽になりました。
これからも、勉強した無塩食と減塩食で、さらなる体調改善をしていきたいと思います。

(神奈川県Mさん 50歳女性)

————-ここまで

望診で間違える理由

マクロビというと、望診、食箋、といった指導がわりと普通に行われています。
しかしながら、望診とか食箋というものの問題が、よく浮上します。

どうして問題が生じるのかといいますと、
ひとつには「その人のその時の状態しか見ていない」というところにあります。

人の身体というものは、刻々と変化しています。
変化し続けていて、それは決してとどまることを知らないのです。
ですから、そのほんの一瞬を見て、その人を判断するのは不可能です。
間違いや誤解が生じやすいと言えますね。

体質と真逆の指導で体調悪化

Mさんは、持病をかかえていたことや様々な体調不良があって、それを治したいと思っていました。
そもそもの自己流マクロビにも問題があったようです。
それで不調が出てしまったと思われます。

そこで、著名な望診の先生に診てもらい、食箋指導を受けました。
ところが、これが、Mさんの体質にとって、全く真逆の指導内容だったのです。

しばらく我慢していたMさんは、次にまた別の指導者に相談をします。

ところが・・・

ここでもまた、体質と真逆の指導を受けてしまいます。

当然のことながら、どんどん体調は悪化していく一方で、不安はつのるばかり。

困り果てていたところ、私の個人相談にお申し込みされたのです。

マクロビの死角

私との何度かのメールでのやりとりで明らかになったのですが、
Mさんの受けていたマクロビの指導内容は、いわゆる従来の、古いマクロビのやりかたでした。
だから<真逆の指導>になってしまったんですね。

従来のマクロビ理論には、大きな<死角>があり、これが間違いのもとになっています。

3週間では治らないほどガチガチの体に

さて・・・、

石のように固く、ガチガチになってしまったMさんの身体をほぐすのには、かなりの時間がかかりそうです。

3週間では治せないほどの重症なため、今は長期サポートで体質改善に取り組んでいます。

今、見違えるほど良くなってきています。

ガチガチの身体がほぐれると同時に、
精神状態もやわらかくなり、不安感が減っていきました。

あたりまえのことですが、精神状態はすなわち身体の状態を表しています。
身体の状態が悪ければ、精神状態も悪いです。
身体から毒素が抜けて、血液が綺麗になっていけば、精神はとても安定します。

なぜ良くならないか

従来のマクロビ=玄米をひたすら食べる。・・・といった一定のやり方では、
どんな人でも決して良くなりません。

なぜなら、「単に玄米を食べているだけ」では、毒素の対処ができないからです。
毒素の対処がができないばかりか、毒をため込むようにガチガチに固まっていってしまいます。

私が現在行っているやり方は、マンツーマンの緻密な個人指導です。
毎日の身体の変化を、詳細に観察し、検証していきます。
これは本当に根気と忍耐力と、そして知識と経験が必要なのです。
そして、あらゆる角度からの分析をしていきます。

長期サポートは、まさに、ご相談者の方と私との二人三脚です。
一緒に考え、より良い道を探し、進んでいくのです。

だからこそ、どこに問題があるのかを早期発見し間違えないのです。
これは、一回の望診であったり、あるいは電話相談などでは到底不可能です。
体は複雑で、一定の法則にあてはめてしまっては、無理が生じてしまうのです。

長い間にじわじわと積み重なったものを解消するのは、途方もない月日がかかることになります。
早期の対処が大切なことですね。

 

 

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