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【「玄米で便秘が治った!」にひそむワナ】

2020年11月15日


玄米は、健康に良いと思うかもしれませんが、実は、かえって体に悪い理由があります。
また、玄米で体を悪くしたり、害になることすらあるのです。
単純に「玄米を食べたら健康になれる」(玄米を食べただけで健康になれる)と思っていたら、あなたは、自分自身の体にとって重大な間違いを犯すことにもなりかねないのです。

幼少期からの便秘で悩んでいたRさん。
「腸内環境の改善に良い」「便秘が改善する」と聞いて、玄米を食べ始めたら、便が毎日出るようになりました。
しかも、黄土色でしっかりした形。
やった!長年つらかった便秘が、とうとう治った!
やっぱり玄米ってすごい!

……ところが。
Rさんは一年後、過食で苦しみ、体重が10kg増え、腰痛になり、異常なほどのイライラに悩まされ、夜寝付きにくくなってしまったのです。

玄米で便秘が改善する理由

玄米は食物繊維がたっぷり含まれています。
とても消化の遅い食べ物です。
これを毎日、何年も続けてしまうと、どんどん詰まって循環が悪くなっていきます。そして玄米の陽性の性質のため、元々固まりやすかった体はますます硬くなり、循環は悪くなる一方です。
同時に、肝臓も悪くしていきますから、肌に症状が出たり、目の周囲に症状が出たり、肌が黄色くなったり、イライラしたりするのです。
肝臓は痛みを感じない臓器なので、あまり自覚症状がなく、気付いた時には手遅れということも多いです。

つまり、玄米で便秘が『治った』のではありません。
繊維が多いので、その繊維質が固めて押し出しているだけにすぎないと思われます。
この錯覚が、体を危険な状態へと導いてしまうのです。

玄米で便秘が治っても他の問題が起こる

Rさんのように、便秘が治っても、過食、体重増加、腰痛、イライラ、寝付きにくいといった、他の問題が起こることが非常に多いです。
特に最近になって、このような症状の人がどんどん増えてきていて、私のところにご相談に来られます。

玄米で過食になってしまう原因は他のコラムでも書いていますが、主に、食事内容とそのバランスが体に合っていないためです。
そもそも現代人に玄米食は合いません。玄米菜食で症状が改善していた時代というのは、桜沢先生がご活躍されていた、今から50~70年前の世界なのです。

玄米で便秘が改善した。
でも玄米をやめたら、また便秘になってしまう。
これは『便秘が改善した』ことにはなりません。
つまり、錯覚なのです。
その錯覚に気付かず、毎日玄米を食べ続けていったら、体の声を無視し、症状がどんどん増えてしまうのです。

玄米で満腹感を得ようとして便秘になってしまう

あなたには、お腹に溜まるものだったり、腹持ちが良いものが、良い食べ物だという認識がありますか?
もしそうなら、この認識を頭から即、排除することをおすすめします。今すぐにです。

その考え方は、はるか昔の、食べ物を手に入れることが困難であった時代のものです。
今はその全く逆で、私たち現代人の弱りに弱った胃腸には負担にしかならないのです。

現代人が、腹持ちの良いものを選んでしまう理由は、手っ取り早いから。
私たちが色々なことで忙しくなって、利便性を追求した結果に祖父母の代から刷り込まれてしまった、間違った習慣です。
戦争前後、とても貧しい時代を過ごした私たちの祖父母は、子供にはそういう思いをさせてはいかんと、たっぷり米を食べさせてくれました。
その教えが染み付いている私たちの両親もまた、たっぷり米と肉を食べさせてくれました。
とにかく栄養をとらせなくては、という栄養過多の時代になってしまったのです。

気持ちは分かります。
しかし、頭で考えたために、体のことは無視されてきたのです。
もはや飽食の時代であり、食べ物はあふれかえっています。
そうでなくても、少食が体に良いのは真実です。
ところが、ここにも落とし穴があります。
これほどまでに毒を溜めてきた私たちは、少食では毒消ししきれません。そこで無塩食・減塩菜食を実行する必要があるのです。

便秘だった人が玄米を食べ続けると……

便秘の人が、玄米を食べて便秘が改善された。
それで「便秘が治った!」と喜んで、玄米を食べ続けてしまうと、大変に恐ろしいことになります。

一番ありがちなのが、『再び便秘になってしまう』パターン。
そして恐ろしいことに、便秘が重症化してしまうのです。
何をやっても便秘が治らなくなった人達を、何人も見てきました……。

次に多いのが『便秘は改善されたが、問題が増える』パターンです。例えば過食、寝付きにくい、イライラ、腰痛、痩せにくい、逆に激やせ、などですね。
そして少ないけれど恐ろしいのが、逆流性食道炎や、胃潰瘍、さらには腸閉塞や十二指腸潰瘍に至る可能性があります。
相談者の中に、実際にそういう人たちがいたので、こうして記事を書いています。

このように、玄米で体を壊した人が跡を絶たない現状です。
これを読んだ方は、すぐに玄米をやめ、食事内容全体の見直しをすることをおすすめします。

玄米をやめても便秘にはならないという人は、玄米をやめても全く問題ありません。
玄米をやめたら便秘に戻ったという人は、根本的な便秘の原因を改善しなければならないということです。早急に検証と対策が必要です。

「じゃあ、何を食べたら良いの?」「どうしたらいいの?」
と、困ってしまいますよね。

そんな疑問や不安が頭をよぎったら、是非、私の個人相談にいらしてください。
あなたの体に合った食事内容を診断し、丁寧にご指導します。

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