体と心がラクになるマクロビオンライン個人相談
西野椰季子のサイト

【アトピー性皮膚炎、化学物質過敏症、電磁波過敏症】


アトピー性皮膚炎、化学物質過敏症、電磁波過敏でお悩みの、匿名希望さんからのご相談です。

アトピー性皮膚炎、化学物質過敏症、電磁波過敏症で何を食べたらいいか分からない

西野先生こんにちは。

私は以前、夜勤で慢性疲労が溜まっており、料理をする体力気力がありませんでした。
そのため、冷凍食品や外食、コンビニの野菜、野菜ジュースなどが多くなっていました。
生活リズムも夜勤のため、不規則でした。
それでかなり体を壊したと自覚しています……。

アトピー性皮膚炎、化学物質過敏症、電磁波過敏症になりました。
だんだん動物性のものが自然に食べられなくなり、ビーガンになりました。

現在食べているものは、
・酵素玄米または玄米または麺類または蒸しパン)
・野菜サラダ(温野菜または酢の物または和え物)
・野菜スープ、豆類、ぬかでできた乳酸菌の豆乳のヨーグルト
・果物(生またはドライフルーツ)
・和え物などにねりごまやピーナッツバター
などです。

毎日鼻と喉が詰まり、しょっちゅう鼻と喉のうがいをしてます。
環境も光化学スモッグ注意報が出る地域で、空気汚染もあり、大変です。
鼻と喉が詰まる症状によって、生活が昼夜逆転したりします。
できたらお日さまに合わせた生活をしたいです……。

あと治療のために、無添加のビタミン・ミネラル療法のサプリメントをとってます。

ビーガンのためか、化学物質過敏症のためか、以前に骨折しました。
光過敏もありお日さまに当たれないので、カルシウムの摂取に不安があります。
また、どんな食事が骨折予防になるか知りたいです。

あと顔がむくみやすいのも気になっています。
鼻と喉のうがいが頻繁で長いので疲れています……。

何からたんぱく質をとればよいのか、私は今まで過剰に摂ってきたので、今は摂らなくてもよいという状況なのか……混乱してます。
たんぱく質、カルシウムはビーガンの方はどうされているのでしょうか?

胃に不安があったのでずっと酵素玄米でしたが、試してみたら玄米を食べても胃が痛くなくなったため、昨年あたりから玄米に戻してます。
量は入らないので、広い口のお湯のみに半分くらいですが……。
また、小麦粉はグルテンがよくないと聞き、米粉で蒸しパンやお好み焼きなどいただいてます。
玄米は良くないと聞き、今は何を主食にしたらいいか困っています。

よろしくお願いします。

(匿名希望・40代女性)

アトピー以外にも症状がたくさんあり、毎日の生活がとても大変そうですね。
過去に、冷凍食品や外食などで、添加物や化学物質を沢山体に入れてしまったことが、現在の症状を起こしている第一の原因のようですね。
質の悪い脂肪や、たんぱく質類も食べ過ぎてしまったと思います。

アトピー性皮膚炎、化学物質過敏症、電磁波過敏症の原因とは

アトピーや化学物質過敏症、電磁波過敏症は、タンパク質、化学物質、砂糖の摂りすぎで発症することが多いです。
また、生まれつき腎臓・肝臓が弱いことも考えられます。
今はもう、親の代から食生活が悪いので、悪い体質を背負って生まれてきてしまうのです。
子供だけでなく大人にもアトピーが増えている原因の一つです。

そして、長年蓄積し続けてきた毒素が、じわじわ、年齢とともに溶け出してきたと思われます。
20代からじわじわと溶け出してきた毒素は、40歳、45歳ごろになってどんどん溶け出してくるようになります。これが更年期障害になっていきます。
若い頃は臓器も比較的元気なので、なんとか頑張れてしまうのですが、40、50歳になると、そうもいきません。
ですので、回復には長い月日が必要ですから、根気よくやっていく心構えが大切です。

アトピー性皮膚炎、化学物質過敏症、電磁波過敏症にとって良くない食べもの

匿名希望さんは、肝臓、腎臓、腸が、とても悪い状態になっています。
そのために、現在様々な症状が出ているのです。

いただいたご相談内容からは、野菜をどのように調理し、どのように食べているのかが不明なため、詳しく検証することができません。
しかし緊急性のあるアドバイスはすぐにお伝えしなければなりません。
メールでのお返事にも書きましたが、同じような症状の方がこれを読まれていたら、玄米はすぐにやめて下さい。
ゴマペーストやピーナッツなどのナッツ類、豆乳、豆類も良くないです。
腎臓、肝臓、腸に良くないので、アトピーや鼻・喉の詰まりなどの症状をとても悪化させてしまいます。

タンパク質やカルシウムをしっかり摂れるようにする方法

カルシウムの流出を防ぐには、まず砂糖や甘味料を徹底的にやめることです。
そして、血液を綺麗にすること。
そのために野菜の種類と分量を増やすこと、水分をしっかり飲むこと、塩分を控えることです。
あとはそうですね、やはり自律神経やホルモンバランスを整えなければならないのですが、このあたりのことは、もっと詳しく日々の食事調整、生活の仕方などを分析していく必要があります。
例えば、本来はご存知のように日光に当たったほうが良いわけですが、それができない現在の体は、特に肝臓が、相当弱っています。

アトピー性皮膚炎、化学物質過敏症、電磁波過敏症の今後の対策

今後どうするかについては、体内毒の対処について検討しなければならないと思います。

さらに詳しい食事内容や生活のしかたを分析することによって、問題点を発見できます。
細かい問題点を修正することで、匿名希望さんの体と心にとって良い状態となっていきます。

問題点を洗い出し、修正していき、その修正がちゃんと習慣化されていくか、その後どうなったか?
別の問題が出て来ていないかどうか。新たに発生した問題は何が原因なのか。
こういったことについて、細かく検証するのは、一人ではとてもむずかしいものがあります。
私がアトピーで苦しんでいた20~30代の頃、一人で検証なんてできませんでした。
その頃のことを思い返し、今こうしてオンライン個人相談をやっています。
電磁波過敏症ですと、パソコンへ向かうのもなかなか難しいかもしれません。
電磁波遮断グッズなども売っているので、負担のないよう工夫して、メールができるうちに対処したほうが良いと思います。

昨年、化学物質過敏症で玄米で悪化して外出できなかった人が、3週間で外出できるまでになった事例がありますよ。

 

 

Push Notification