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【断食(ファスティング)でリバウンドする原因】

2019年5月13日

私の個人相談を受けられている方々の体調や、症状は、実に様々です。

アトピーの方も沢山来られます。

現在も沢山の方が、アトピーを治すために、長期サポート中です。

生まれつきアトピーという方もいらっしゃいます。

そもそも断食(ファスティング)がリバウンドの原因

Kさんも、その一人です。

だんだんと回復に向かっていて、ネガティブだった精神状態も、前向きになっています。

そんなKさんとの会話の中で、ある時、断食の話になったんですね。

Kさん「そういえば以前、断食道場に行ったけど、全く効果がありませんでした」

また、ダイエット目的で断食道場に行かれたIさんは、

「私も断食道場に行ったけど、あまり効果がなく、しかもすぐリバウンドしました。。。」

断食(ファスティング)は、たとえ一時的に効果があっても、すぐにリバウンドする場合が多いようですね。

効果がなかったり、リバウンドしたりするのには、理由があるのです。

実は『断食』を数日実行しても、あまり意味がないです。

かえって体の負担になるだけ、ということもあります。

なぜなら、体調の悪化や体重増加などの本質的な原因は【毎日の食事】にあるからです。

日々の食べ方と飲み方の間違いに気付き、それを正さないかぎり、問題解決は永遠に不可能です。

問題はどこなのか?変えるべきことは何か?という部分に、意識を向けることが重要です。

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レシピも体も時代の流れとともに変わっていく

DVD『マクロビオティックレシピ3.0』の講義編でも詳しく解説しているのですが、
私のマクロビ研究は日々、進化しています。

拙著『和のレシピ』(2004年発行)の内容は、今となっては “古い” です。
10年以上前のものですから当然なのですが・・・。

時代は変わります。

そして、人間の体も時代とともに変化してゆきます。

ですから『和のレシピ』においてレシピの基本は使えても、
塩分量や穀類や炭水化物のとり方などに、大いに問題があります。

私にとっては記念すべき初めてのレシピ本ではあるのですが・・・
単に古いというだけでなく、他にも問題があります。

実は、初めての本ということもあり、編集者の意向に偏りすぎていたり、
著者の考えとは別のことを追加されたりしています。
私自身の伝えたかったことが表現できていないところが多いのです。

そういうわけであの古い本は、特にレシピの塩分量とレシピ以外の部分を、鵜呑みにしないでほしい…という思いでおります。

このように様々な意味において、出版物というものは本当に難しいと痛感します。

3週間個人指導を受けられている方々や、長期サポート会員の方々には、
こういった裏情報を詳しくお話していますが、
表向きに幅広くとなるとなかなか難しいものがあります。

そういう様々な事情から、過去の著作等については放置されてしまうのが困ったところです。

しかし、レシピにあるテクニックなどは、今でも新鮮なものがありますし、しっかり使えます。

私自身もあの頃のレシピについて調味料は変えていますが、毎日のように繰り返し作り続けています。

時代の流れとともに、変えるべきところは変える。
そして、時を経ても変わらないものもあります。

例えば、高野豆腐のそぼろなどは、当時はかなり斬新だったものですが、
今や、普通に使われていたりしますね。

しかしその高野豆腐も、私も娘も今は全く食べなくなりましたし、
ご相談に来られる方々全員にも、やめるように指導しています。

私は現在『和のレシピ』に載っているレシピのように、沢山の塩や醤油を使ったり、
玄米を食べたりということは一切ありませんし、皆さんにもおすすめしていません。

穀類や野菜の配分量も変わってきています。

レシピそのものは使えても、塩分量や料理の組み合わせは、近年の研究によってかなり変化しています。

レシピは、進化するのです。

研究のためにも、自分の過去の記述について検証を重ねています。

過去の自分のメルマガを読み返すことがありますが、頭を抱えてしまいます・・・。

私も無塩食、減塩食について研究を取り入れる前のメルマガの内容における陰陽解釈は、
実際、まだまだ間違っていました。

長い間、私のメルマガを購読されている方なら、この変化の流れにはすでにお気づきかと思います。

過去、私の経験や研究が未熟であったことがその原因です。

間違いはきちんと認め、そして受け入れ、改めなければなりません。

人は間違いからのみ、学ぶことができるのです。

進化するマクロビオティックを学ぶ

断食(ファスティング)したくなった理由を考える

例をあげて、過去の私のマクロビの間違いについて、検証してみましょう。

今から10年も前の私のメルマガに、
なぜか突然食欲が無くなったからといって、

「少食あるいは断食にして、体を「リセット」しましょう~♪」

・・・なんて、書いていました。

しかしこれは大きな間違いでした。

まず、
「なぜか突然食欲が無くなった」という状態。

私は当時、これを「排毒の好転反応だ」と思って、前向きにとらえすぎていたわけですが、
決してそうではありません。

先日発売した『無塩食概論・四』でも詳しく解説しているように、好転反応という言葉自体が【ウソ】なのです。

私は以前どこかのマクロビ料理教室で教わった、好転反応という言葉のトリックに惑わされていたのです。

そうではなく、まず、食欲が無くなった原因を考えること。
日頃の食べ方の間違いから検証することが大切なのです。

今までは、食べ過ぎて胃が疲れたため調子が悪くなって、
そのために身体が自動的にリセットしようとしているのだ、と思っていました。

現在なら、このことが明らかに間違いだったとわかります。

単純に考えれば、確かに、「食べ過ぎて胃が疲れた」のだから、「一時的に食事を抜けば」体は回復する。

これは、ある意味においては、正しいです。

しかし、もっとこの件について深く考えてみる必要があります。

「食べ過ぎて胃が疲れたから」「調子が悪くなった」というところですが、
なぜ<食べ過ぎる>のか??というところに、重大な問題があるんですね。

「なぜ?」に、しっかり目を向けて、考えてみる必要があるのです。

根本的な原因から考えていくオンライン個人相談

断食(ファスティング)よりも必要な知識

今までは陰陽解釈について、もう一歩踏み込んで考えるということが不足していました。

國清先生のおかげで無塩食を取り入れ、実践し、多くの人々に成果が得られたことで、私の研究は大きく前進しました。

それによって、新たな方向から検証することができるようになりました。
陰陽についての研究が深まり、そして様々な疑問やモヤモヤが、明確になってきたと言えます。

まるで、目の前の霧が晴れるような感覚です。

つまり、上記の食欲が無くなった件。

これは、
蓄積していた古塩が溶け出してきて
  ↓
毒素が強くなるため
  ↓
体は毒素を薄めて出そうとするが
  ↓
食べ方が間違っていたので
  ↓
過食になってしまい
  ↓
胃が疲れる。

・・・という結果になります。

なぜ胃が疲れるのかというと、毒素を中和するためのもの、つまり
野菜・果物・水分が、足りていなかった、食べ方が間違っていたからです。

なので、「好転反応だから大丈夫」と、間違った解釈で放置していては、いけなかったのです。

完全菜食で外食もせず、毎日料理していたのにもかかわらず
「野菜不足になるなんて!」
と思われるかもしれませんが、今より確実に野菜が少なかったですし、
一番問題だったのは、忙しくて忘れがちだったため、水分が少なすぎたことですね。

つまり私自身も、10年前はまだまだ “古いマクロビの呪縛” から抜けられていなかったということです。

なんとなく気づいてはいたけれども、明確な方向性や方法論までには、まだ到達していなかったのです。

拙著『無塩食で体はこんなにラクになる』にも書きましたが、現代人は毒素を本当に溜め込みすぎています。

環境はどんどん悪化し食べ物の質も低下していて、しかも前の世代から次々と毒素を引き継いでしまっています。

毒素はもう、考えられないくらい大量に、蓄積しているのです。

当然ながら、それらによって臓器も相当弱りきっていますね。

そんな状態で、断食をしたら体が簡単に回復するなどとは、考えないほうが賢明です。

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断食(ファスティング)をすると毒が溶け出してスッキリする?

断食とは、つまり「食事を抜く」ことですね。

食事を抜くと、体が飢餓状態になり、蓄積していた毒素が溶け出してきます。

体は何とかして、その溶けてきた、必要のなくなった老廃物や古くなった栄養素が変異した物・・・
つまり毒素を、体外に出そうとするのです。

しかし、そもそも日常的に毒素の対処ができていません。

しかも、食べ方が間違っていて、野菜が不足している状態です。

それで単に食事を抜いた場合、解毒をするのは臓器におまかせ状態になります。

大量の毒素が溶けてその毒消しもせず、完全に「疲れた臓器におまかせ」というのは、相当大変ですね。

弱り切った臓器で、そのような大量の解毒ができるでしょうか?・・・
考えるだけで恐ろしいことです。

残業続きで疲れているのに、さらに大量の仕事が追加されたようなものです。

ですから「ちょっと最近ドロドロしていて、スッキリしたいなぁ……」なんて時に、
「リセット」の意味で、単純に少食にしたり、断食をしても、
体にますます負担をかけることにもなりかねないのです。

スッキリするどころか、むしろ、とても危険です。

必要なのは食事を抜くことではなく、毎日<適切な量の>野菜を食べることなのです。
また、毒素の追加をしないことも重要ですね。

そしてこれは一時的でなく、毎日コツコツやっていくことです。

日々の積み重ねによって、今の体が作られているのですから。

先日、長期サポートを受けながら体質改善をされているSさんの言葉がとても印象的でした。

「満たすために食べるのではなく、生きるために食べるんです。」

胃袋が満足するために食べるのではなく、細胞が満足するために食べる。

それはつまり、生きるということです。

 

 

自由になるための食事を伝授します
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