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西野椰季子のサイト

【マクロビで体調不良の11歳が3週間で回復した理由】

今回は、マクロビ子育ての弊害。マクロビ子育てで失敗しないためのお話です。
Tさんの事例をもとに、解説していきます。

親子で体調を治したいとご相談に来られる方々もいらっしゃいます。
46歳の女性Tさんは、11歳の娘さんの体調が悪いということで、ご相談に来られました。

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頼れるのはマクロビ本だけだった

詳しくお尋ねしてみると。
Tさんご一家はマクロビを9年ほど実践されているのですが、近くに相談する人もいないため、本を頼りに何とか工夫してやってきたという状況だったようです。
完全菜食にしているものの、何しろ偏ったマクロビ本の情報だけが頼りでした。
マクロビ本にありがちですが、それは炭水化物が多い、野菜が非常に少ない、さらに塩分が多いという内容でした。

玄米は食べられなくなっていたということですが、それでも毎日、米、雑穀、麺類、パンといった穀類、そして塩分を沢山摂っていました。

マクロビの本には『果物や果汁を控えること』と書いてあったため、それを信じて実践されており、娘さんが欲しがっても果物は食べさせないようにしていたということでした。

「子供が欲しがっても与えてはいけない」と、考えていたわけですが、しかしお子さんの欲求に応えられないことと、本の通りにできないことの両面からの罪悪感に悩まれていました。

実はTさんご自身にもかなり様々な体の不調があったのですが、長くなってしまうため、ここでは娘さんのお話だけにポイントを絞って書いていこうと思います。

11歳とは思えない具合の悪さ

娘さんの症状を詳しく聞いてみますと、とても11歳とは思えないほどの体調の悪さに驚きました。

慢性的な頭痛・肩こり・全身疲労に加え、近眼、風邪を頻繁に引く、乗り物酔い、朝起きれない、冷え症、便秘、鼻炎、腰痛。
いつも疲れてぐったりしていて、睡眠時間が十分なのにも関わらず、昼間でも眠くなってしまう。

一日じゅう体がだるく、横になっていることが多いというのです。
気分は塞ぎ込んでいて、学校に行きたくないことも度々。

食べたいものが伝えられない怖さ

さらに詳しくお聞きしてみると、娘さんの方でもお母様に気を遣って、食べたいものをうまく伝えていなかったということが分かりました。
なのでまず、食べたいものと食べたくないものをきちんと整理しました。
それから体調に合わせて、食事内容を考えていきます。

実は、娘さんは穀類をあまり摂りたくなかったということが分かりました。
にも関わらず、それを言えないままに、無理やり食べていたのです。
体の具合が悪いので、お母さんが工夫したものを食べることによって体が良くなるかもしれないと、そんな風に考えたのかもしれません。
Tさん親子は頑張って工夫していたのですが、体調は悪化する一方で、どうしてよいか分からず、本当に困っていました。

一週間で起きた驚くべき変化

さて個人指導を始めて一週間ほど経つと、お子さんの方でも、食べたいものや好きなものをどんどん言えるようになりました。
それと同時に、Tさんは「今までの食生活は何だったのだろう」と、気付かれたのです。

しかも、今まで動きたくなかった、横になってばかりだったという娘さんが、自然に体を動かすようになりました。
まだ全身疲労はあるものの、だんだん体全体がよくなってきていることを実感したのです。

水分も今まで控えていたため、すぐに沢山飲むことはできませんでしたが、だんだん慣れて飲めるようになり、すると体が楽になっていきました。

「果物や果汁を子供に与えてはいけない」?

今まで本に書いてある通りに、お子さんにも果物や果汁を控えるようにしてきたTさんは、果物を欲しがっても、間食にも炭水化物系を食べさせていたのです。
この果物や果汁を欲しがる原因が分からなくて、困っていたんですね。
罪悪感を抱きながらも、どうしていいか分からない。

本やネットだけの情報ですと、このような間違いが起こりやすいです。
「果物・果汁は陰性だから、子供に与えてはいけない」と書かれているからです。これは間違っているのです。
しかしTさんの娘さんは、かなり陽性の強い体質で生まれており、穀類と塩分を食べ過ぎて、体が重く動かなくなってしまったのです。

これらの問題については、私からTさんに色々ご説明させていただき、そして同時に修正を積み重ねながら、
娘さんの変化を見ながら、だんだんと、理解と安心感が深まっていきました。

二週目の目覚ましい変化

娘さんは少しずつ屋外へ出て遊んだり、階段を軽やかに登り下りするようになり、料理も進んで手伝い、楽しむようになりました。
Tさんも、長年悩み続けていた疑問や不安が解けてなくなり、晴れ晴れとした気持ちになったそうです。

二週間目には、自ら外で運動をするようになり、Tさんはかなり驚かれていました。
こんなに短期間で見違えるようになった娘さんの姿を目の当たりにし、今までの間違いに気付いたことや、これから何をすればいいのかが、はっきりしてきたのです。

娘さんは体型もすっきりして、むくみが無くなってきました。
レシピも美味しいと、とても喜んで食べています。
学校にも軽々と行けるようになり、今までは頭がぼんやりして眠くなるため授業についていけなかったのですが、勉強が楽しくなり、友達とも交流できるようになりました。

そしてなんと、視力も回復してきたのです。
血流が悪くぼんやりして、肝臓にかかっていたダメージが無くなってきたことで、回復してきたと考えられます。
お子さんの回復は早いですね。

今までは学校から帰ると、疲れてしまって、ぼーっとするか横になっていたのですが、今は学校から帰ると、読書をするようになりました。
しかも、食材の買い物も「一緒に行きたい、沢山歩きたい」という気分になったのです。
これは、今までドロドロで動かなかった血液が、食べ物と飲み物を変えることにより、血液循環がよくなって回復したのです。

三週間で取り戻した大切な日常

まだ疲れることもあるようですが、疲れた時にどうすればいいかも分かってきました。
Tさんも、今まで娘さんのためと思ってやってきたことが、かえって娘さんを苦しめることになっていたため、ジレンマを抱え、本当につらかったと思います。

三週間の指導終了後、
「三週間前まであんなに具合が悪かったのに、これほどまでに良くなって、本当に良かったです。
娘もとても喜んでいます。ありがとうございます。認識を根本から変えることのできた貴重な体験でした」
と、Tさんからメールをいただきました。

娘さんと「(個人相談を)受けて本当に良かったね、この個人相談が無かったらどうしようもなかったね」と、何度も話し合ったそうです。

陽性過多の深刻な害

従来のマクロビのような、穀類をたくさん食べ水分を控える、塩分を多く摂るというような“陽性過多の食事”は、今の時代、非常に害が大きいです。
子供に与えるものを間違えると、後々問題が発展して深刻になっていき、取り返しのつかないことになってしまいます。
お子さんの人生に関わる問題なのです。
Tさんに限らず、マクロビ本やネットの情報を信じて子育てにつまずいてしまった人は、決して少なくありません。
そのせいで、「マクロビで子育てなんて無理なんだ……」とあきらめてしまった人も、たくさんいます。

このような間違いがなぜ起こるのかというと、今までのマクロビ本のとおりに実践すると、ほぼ必ずと言ってよいほど陽性信仰に陥るからなのです。
陰性は危険だ、陽性にするべき、と思い込んでしまうのです。
そのため、穀類と塩分を摂り、水分と果物を控えてしまいます。
体から考えるのではなく、本に書いてある理論を体にはめてしまっているのです。

しかしだからといって、自己流もまた、別の問題を生みかねません。
Tさんは、ご相談に来られて、本当に良かったと思います。

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