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西野椰季子のサイト

【面倒くさがりやは肝臓が弱っている】

自己流で大丈夫?
私は「無塩食は、やり方を間違えて自己流でやってしまうと、効果が出なかったり逆効果になることもあります」
と繰り返しお伝えしております。

これには本当に様々な理由があって、一度には語りきれないのですが、今日はそのひとつのヒントをお話ししたいと思います。

今回の方も、自己流での疑問についてご質問されています。

自己流で大丈夫?

このようなご質問をいただきました。
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現在、1才7ヶ月の子がいますが、この子も同じ食事をしていいのでしょうか?

無塩まではいかないですが、塩分を控えたところ、息子が風邪をひいてしまったような気がしたのですが、やり方が間違えてるからなのでしょうか?
また、息子は、塩の塊が好きでくれくれとおねだりされます。
子供は本能で生きていると聞いたことがあるので、必要なのかと思い、あげてるのですが、どうなのでしょうか?

私はもともとアトピー持ちなのですが、息子を妊娠中と出産後、さらに酷いアトピーになり、知り合いから、除去食をしたら治ると言われ、自分に合わないものは徹底して排除し、また、悪化したりの繰り返しです。
除去食をしたら、嫌でも痩せるよ!と言われましたが、痩せるどころか、あちこちにお肉がついてきてしまってます。

過食も、治るのでしょうか?

最後に、とても面倒くさがりやなのですが、短時間に簡単な調理法で作れるレシピなのでしょうか?

(兵庫県 M様)

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どのような食事でも内容が悪いと害になる

では、上記のご質問に一つずつお答えしていきますね。

現在、1才7ヶ月の子がいますが、この子も同じ食事をしていいのでしょうか?

このご質問における「同じ食事」というのが、具体的にどのような食事を指すのか詳細不明なので、お答えすることは非常に難しいです。
しかし、私の行っている個人指導での、無塩や減塩の野菜料理の範囲で、という意味でしたら、もちろん大丈夫です。
親子やご家族で一緒に指導を受けられている方々も沢山いらっしゃいます。
ただ、内容が悪ければ、どのような食事であれ、害となってしまいます。

塩依存の可能性

無塩まではいかないですが、塩分を控えたところ、息子が風邪をひいてしまったような気がしたのですが、やり方が間違えてるからなのでしょうか?
また、息子は、塩の塊が好きでくれくれとおねだりされます。
子供は本能で生きていると聞いたことがあるので、必要なのかと思い、あげてるのですがどうなのでしょうか?

それが本能かという判断は無理があるようです。
お子さんは、何らかの理由で、塩依存になっている可能性があります。
一般的にも赤ちゃんや小さな子供に、過剰な塩分を与えてはいけません。
そのような異常な塩分の欲求は不自然なので、日常の食事内容に問題がありそうです。

『風邪』というのは、毒素が溜まっているのを体が出そうとしている『排毒症状』です。
その時にやり方を間違えていると、状態が悪化したり、余計に毒素を溜めてしまいます。

妊娠中の食事は重要

どうしても、データ不足のため、ある程度の分析は推測となってしまうことをご了承ください。

息子さんですが、1才7ヶ月のお子さんが、自発的に塩の塊を欲しがるというのは、かなり珍しいケースです。
これは恐らく、ミネラル不足を補おうとして起きている問題かと思われます。
ミネラル不足は、主に砂糖の摂りすぎによって起こります。幼いお子さんの場合は特に、妊娠中にお母さんが食べたものの影響が出ていることが多いです。
ですので、欲しがるからあげるという判断では、お子さんの体に知らないうちに多大な負担をかけている可能性があります。

ミネラル不足を改善するためには、まず①砂糖を一切やめ、②野菜をしっかり食べることです。
そのほか日常の食事内容について、体調を見ながら、細かく修正していく必要があると思います。

除去食の問題

除去食をしたら、嫌でも痩せるよ!と言われましたが、痩せるどころか、あちこちにお肉がついてきてしまってます。
過食も、治るのでしょうか?

アトピー、過食は、食を正すことによって治ります。
しかしその「除去食」には、内容に問題があるようですね。
個人指導を受けられて、やり方を間違えずに長期的に取り組んでいけば、Mさんにとって理想の体型になり、リバウンドもありません。

面倒くさがりの原因

とても面倒くさがりやなのですが、短時間に簡単な調理法で作れるレシピなのでしょうか?

できるだけ簡単で美味しく作っていただけるようにと、研究、工夫して、レシピ製作をしております。
小学生、中学生のお子様や、料理経験のほとんどなかった男性の方々にも、私のレシピは「簡単で美味しく作ることができる」と喜ばれています。
毒素を溜めれば溜めるほど、大量の野菜・果物が必要になりますので、早めの対処が望まれます。

ちなみに、「面倒くさがりや」は肝臓が弱っている症状です。
食を正し、血をキレイにしていくことで、改善されますよ。

まずは、日常の「間違った食べ方と飲み方」の修正をするための個人指導が必要です。

この記事が、健康維持のための、ひとつのヒントになれば幸いです。

 

 

自由になるための食事を伝授します
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