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西野椰季子のサイト

【9年間の玄米菜食でやせ過ぎになってしまった原因とは?】

50歳女性のKさんは、玄米と塩分、油の多い食事と、水分を控えた玄米菜食を9年実践し、やせ過ぎで太りにくい体になってしまいました。
しかも、多くの不快症状に悩まされるようになり、どうしたら良いのか困り果てていました。
なぜ、このようなことになってしまったのでしょうか?
詳しく解説していきます。

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9年間の玄米菜食でやせ過ぎの他に不快症状も

やせ過ぎの他にKさんを悩ませていた不快症状は、残尿感、夜間頻尿、疲れ目、歯茎からの出血、首や肩のコリ、湿疹などがありました。
息苦しさや疲れやすさ、立ちくらみもしょっちゅうでした。

「私は陽性過多で締めすぎです」

Kさんは、玄米菜食で塩分を大量に摂ったことを後悔されていました。
蓄積した毒素を抜き、食事を改善したい、体重を増やしたいと、ご相談に来られました。

子供の頃からの肉食過多で潰瘍性大腸炎になってしまったKさんは、マクロビを始め、玄米と濃い味付けの菜食料理を食べるようになりました。
しかし野菜は子供の頃から好きではなかったため、マクロビでよくある大豆たんぱくや豆腐類など、菜食にもかかわらず野菜自体は少ない食事内容だったようです。
それらが原因で、元々痩せ型だったにもかかわらずさらに痩せてしまい、今度は体重を増やそうと間食を摂るためマクロビスイーツに手を出してしまいました。
このことが、腸や腎臓、肝臓もさらに悪くすることになり、どんどん問題を増やしてしまったのです。

さらに、50代になり更年期障害にも悩まされるようになってきました。
更年期になると、年齢と共に今まで溜めこんできた毒素が溶け出してくるため、それによって元々持っていた症状が悪化したり、今までは無かった様々な症状が出てきたりします。

やせ過ぎの不安から玄米を食べてさらに悪化

Kさんは、食べるとすぐにお腹が苦しくなってしまうというのです。
しかしやせてて不安だから、しっかり食べようとする。
食べるとお腹が苦しくなる……ということを繰り返し、さらに不安になっていました。
これはどうしてかというと、内臓が疲弊したり萎縮していることで、消化器官の処理能力が低下しているためと思われます。
腸も動きが悪く、古い毒素がたくさん詰まっているので、上から入れにくくなっているのです。

動きの悪い腸に、玄米のような消化の遅いものをどんどん入れてしまうと、腸の過剰労働になってしまいます。

ですのでKさんのように、腸が悪くやせ過ぎの方はまず、真っ先に玄米をやめていただくことが重要です。
腸の病気といっても様々なものがあるのですが、場合によっては玄米が命取りになるので絶対に厳禁ということもあるほどです。

しかし、玄米菜食によってどんどん落ちていく体重に、不安になると、玄米をもっと食べなければいけないと思ってしまうのです。
実際そのように指導されたという人もいます。
体調が悪いから、玄米を食べればいい、玄米さえ食べれば治るはずだと思ってしまうと、これが命取りになることもあるのです。
「玄米は完全食で、玄米さえ食べていれば治る」というようにマクロビ教室で教えられたり本に書いてあったりすると、それを信じてしまいます。
まるで玄米が治療薬であるかのように感じられてしまうのです。
Kさんの場合も、玄米と塩分の多食によって、相当内蔵を傷めていました。
そして激やせになった体は、太りにくくなってしまったのです。

玄米菜食で水分を控えてやせ過ぎと頻尿に

冷え症で夜間頻尿が気になるため、飲み物を控えていたKさん。
しかし、実は飲み物を減らすのでなく、逆に飲み物を増やしていかないと、冷え症や夜間頻尿は改善されません。
冷え症や夜間頻尿といった、腎臓に負担がかかっている時の症状は、Kさんの場合は玄米と塩分とマクロビスイーツが主な原因でした。

水分を控えてしまうと、体はさらに締まってガチガチになり、陽性化が進みます。
そして血液がドロドロになるため、腎臓に負担がかかり、ますます頻尿が悪化してしまいます。

間違った知識によって、体に必要なことと逆をやってしまうんですね。
本当に必要なものは何なのか?という、体との対話を繰り返していくことが大切です。

Kさんは3週間の個人相談を終えて、「以前より多く野菜を食べられるようになった」と言っていました。
水分もしっかり飲めるようになってきたことで、苦しさは無くなったということでした。
やみくもに○○を食べ続けるという状態から、野菜の美味しさを楽しむ状態に変化できたことが、良い結果につながったと思います。

玄米菜食によるやせ過ぎからの回復は時間がかかる

Kさんのように、長年にわたり毒素を溜め込んでしまい、さらに間違ったマクロビ玄米食で、細胞組織を萎縮・硬化させてしまった人が、本当に大勢いらっしゃいます。
そして、ここまで締めすぎになってしまった体を、間違えずにゆるめていき、体重を増やすには、何年もかかってしまいます。
「治すのに何年もかかるのか…」と絶望して何も対策をしなければ、人生を無駄にするばかりになります。
しかも先送りにすればするほど、治りにくくしてしまいます。本当に手遅れになってしまうということです。

ですので、今すぐ早急に見直すことが重要です。
Kさんは「何かがおかしい」と気付かれ、すぐに個人相談に来られて、本当に良かったと思います。
もし、もっと遅かったら……
10年、20年と、体が落ち着くまでには、本当に気の遠くなるような年月がかかってしまうことでしょう。

私の個人相談では、その人の体質を細かく分析しながら、体調に合わせて毒素を代謝するよう促していきます。
このように改善に時間がかかる体の場合、正直なところ、3週間ではまず難しいです。おそらく分析と体験、そして現状の問題確認で精一杯でしょう。
こういった回復に時間がかかってしまう人も多いため、その場合は会員制長期サポートで対応しています。
3年、5年、7年と、長期に渡り、日々の細かな調整を繰り返していくことで、少しずつ確実に修正していくことができます。
一人でやっていると、知識が浅いために、どうしても自己流になっていき、脱線していることに気付かず、良くなっているのか悪くなっているのか、分からなくなってしまいます。
Kさんは、どこがどのように間違いだったのかを確認し、修正したので、これから時間をかけてじっくりと、失ったものを取り戻していくことになると思います。
激やせの人が、5年かけて10kg取り戻した回復事例もあります!

長年の間違いにより、痩せすぎでガチガチに締めてしまった体。
体重を取り戻すためには、柔軟性のあるみずみずしい細胞組織ときれいな血液を循環させることです。
そのための最善で最短の方法があります。
それが『マクロビオンライン個人相談』です。

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