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【マクロビ玄米菜食で痩せすぎの原因】

2020年10月11日


玄米菜食で陽性に偏ったマクロビを9年間も実践していた、51歳女性のRさん。
主に油、塩分、玄米を多く摂り、水分を控えていました。

9年間の玄米菜食でガチガチの激痩せにしてしまった体

「私は陽性過多で締めすぎです」

Rさんは、玄米菜食で塩分を大量に摂ったことを後悔されていました。
蓄積した毒素を抜き、食事を改善したい、体重を増やしたいと、ご相談に来られました。

子供の頃からの肉食で潰瘍性大腸炎になってしまったRさんは、マクロビを始め、玄米と濃い味付けの野菜料理を食べるようになりました。
元々痩せ型だったにもかかわらずさらに痩せてしまい、今度は体重を増やそうと間食を摂るためマクロビスイーツに手を出してしまいました。
しかしこれが、腸や腎臓、肝臓も悪くすることになり、どんどん問題が増えていきました。

50代になり、更年期障害にも悩まされるようになってきました。
更年期になると、年齢と共に、今まで溜めこんできた毒素が溶け出してくるため、それによって様々な症状が出てくるのです。
息切れがしたり、手足が痺れたり、顔が火照ったり、立ちくらみがしたり、目の周囲が重くなったり……などです。

痩せすぎてさらに玄米を食べてしまう

Rさんのように、腸が悪く痩せすぎの方はまず、真っ先に、玄米をやめていただくことです。
腸の病気といっても様々なものがあるのですが、場合によっては玄米は絶対に厳禁ということもあるほどです。

しかし、玄米菜食によってどんどん落ちていく体重に、不安になると、玄米をもっと食べなければいけないと思ってしまうのです。
実際そのように指導されたという人もいます。
体調が悪いから、玄米を食べればいい、玄米さえ食べれば治るはずだと思ってしまうと、これが命取りになることもあるのです。
「玄米は完全食で、玄米さえ食べていれば治る」というようにマクロビ教室で教えられたり本に書いてあったりすると、それを信じてしまいます。
まるで玄米が治療薬であるかのように感じられてしまうのです。
Rさんの場合も、玄米と塩分の多食によって、相当内蔵を傷めていました。
そして激痩せになった体は、太りにくくなってしまったのです。

玄米菜食で水分を控えて痩せすぎに

冷え症で夜間頻尿が気になるため、飲み物を控えていたRさん。
しかし、このような症状の場合には飲み物を減らすのでなく、逆に飲み物を増やしていかないと、改善されません。

水分を控えると、体はさらに締まってガチガチになり、陽性化が進みます。
そして血液がドロドロになるため、腎臓に負担がかかり、ますます頻尿が悪化します。

間違った知識によって、体に必要なことと逆をやってしまうんですね。
本当に必要なものは何なのか?体との対話ができていくことが大切です。

なぜ玄米菜食で激痩せになってしまうのか

Rさんのように玄米菜食でどんどん痩せていき、体重が戻りにくくなってしまう原因について、今日は6つに絞ってご説明します。
塩分の多い食事により、体の細胞組織が萎縮し、干からびさせてしまう“タクアン現象”を加速させるのが、以下の6つの原因です。

拙著『無塩食で体はこんなにラクになる』にも書かせて頂きましたが、
痩せている人と太っている人の原因は、同じです。

玄米菜食で痩せる原因1.細胞組織の萎縮

これはどういうことかというと、例えていうなら、タクアンのような状態をイメージすると分かりやすいです。
塩分過多によって、細胞組織がギューッと縮こまっている感じですね。

これを何年間も塩に漬け込んで固めていったとします。そして、それを水に浸したら、どうでしょう?
年数が経っているほど、戻りにくいはずですね。

これと似たようなことが、体に起こっているのです。
ですから、9年も塩で固めた体を、みずみずしくふっくらした状態の体にしようとしても、短期間では相当困難であることが想像できることでしょう。

玄米菜食で痩せる原因2.細胞組織の硬化

梅干しをずっと放ったらかしにしておきますと、水分が抜けて干からびてカチカチになった状態になるのを見たことがあると思います。
これは、水や酢に浸したりすれば、ゆるんで柔らかくなりますね。

ところが、人体はそう簡単にはいきません。
ガチガチに固まった組織は、例えて言うなら化石のようなもので、柔軟性が失われています。
柔軟性が失くなった体をやわらかくするためには、相当長い月日がかかるものです。

玄米菜食で痩せる原因3.消化吸収ができない腸内環境の悪化

体重減少の方はまず、第一番に、腸が悪いかもしれないと考えるとよいです。
ですから玄米は厳禁なのです。
腸は体のすべての中心といえます。

腸が悪いとありとあらゆる問題が起こります。
腸に最も悪いのが、消化しにくい食べ物です。
分かりやすいのは肉などの動物性タンパク質、そして玄米などですね。

消化の悪い食べ物ばかり食べていると、腸に負担がかかり続け、しかも未消化のものは腐敗し溜まり続けていきます。
すると腸内の悪玉菌が増え、どんどん劣悪な環境になっていくのです。
腸内は、体に必要なものを吸収しにくい状態になりますし、また、良い血液を造ることが困難になるため、からだ全体をドロドロ血が循環することになってしまいます。

塩分過多と水分不足で硬化すると、腸の蠕動運動が失われていき、さらに悪い状態になっていきます。

玄米菜食で痩せる原因4.水分不足による干からび

マクロビでよく水分を控えるという指導がありますが、大変大きな間違いです。
1で説明したことと一致しますが、水分を控えると、体は干からびタクアン状態になっていくのです。

そして水分が足りないと、血液の方はどうなるでしょう。
サラサラでなく、ドロドロになります。
ドロドロした血液は、動きにくいですね。
そうすると、循環しにくくなり、体のあちこちに問題を起こします。

あらゆる問題がこの水分不足によって起こりますが、一番ありなのが冷え症です。
塩分の濃い玄米菜食で水分を控えている人は、大抵冷え症の問題を抱えていると思われます。

ご相談に来た人の中で、「私は冷えていない」と、最初は冷えを自覚していない人もいました。
また、よくありがちなのが、「冷えているのは陰性」だと錯覚し、ますます塩分を増やしたりしてしまうのです。
毎日梅醤番茶を飲みましょうなどといった、間違った対処法です。

根本的な問題を見逃しているのです。

玄米菜食で痩せる原因5.その他

その他には、ここに書ききれないほどのいろいろな問題があります。
これは人によって実に様々です。
ストレス、睡眠不足、過剰労働、動きすぎ、などが主に挙げられます。

仕事や家庭環境などを理由に、気付かないうちに体を傷めつけていることが、とても多いです。
言ってみれば、食事内容以前の問題なのです。

基本的な生活のしかたが間違っていると、体に悪影響を及ぼします。
労働時間や起床時間、就寝時間、食事時間、心理的な問題などが、実は、健康を害する最も大きな原因になっていたりします。
ここに目を向けず、食事だけ変えてなんとかしようとしても、無理があります。
私の個人指導では、こうした自分では気付けない問題についてアドバイスしています。

「え、こんなことが?」と驚かれることも、しばしばあります。
というのは、10年、20年と続けた生活スタイルについて、間違っていると気付くことは、かなり難しいことです。
第三者視点で見ないとわからないことが、本当に多いからです。
体に反しているにもかかわらず「決して変えられない」と言う人も多いのですが、実は本人の思い込みであることがほとんどです。

玄米菜食で痩せる原因6.加齢によって溶け出してきた毒素

加齢と書いていますが、実は20代後半から始まっていると考えましょう。
ですので、50代くらいになりますと、毒の溶け出しによる問題は、相当に歴史が長いと解釈するべきです。
つまりどういうことかというと、何十年もの間、溶け出してきた毒素を中和せずに放置していた、ということになります。

ある程度、臓器が健康な人であれば、自然に代謝できるかもしれませんが、食事内容が悪かったり、5の要因などが重なりますと、毒素に加えてさらに体を傷めつけることになってしまいます。
そうすると、体はもう、全身が疲れに疲れ、満身創痍、ただただ疲弊していくばかりです。

40代後半くらいからは、この溜め込んだ毒がどんどん勢いを増して、溶け出してきます。
いわゆる更年期障害の症状は、全てここに原因があると言えるでしょう。
毒を溜めたことより、放置したという問題が、深刻なのです。
しかも、間違ったマクロビ知識によって、玄米菜食にすればこの問題を回避できると錯覚してしまうため、ますます症状をこじらせてしまいます。
むしろ玄米菜食で治りにくくしている、ともいえます。

玄米菜食による痩せすぎの改善は時間がかかる

Rさんのように、長年にわたり毒素を溜め込んでしまい、細胞組織を萎縮・硬化させてしまった人が、本当に大勢いらっしゃいます。
そして、ここまで締めすぎになってしまった体を、間違えずにゆるめていき、体重を増やすには、何年もかかってしまいます。
しかし、何も対策をしなければ、人生を無駄にするばかりになりますし、後回しにすればするほど、治りにくくしてしまいます。

今すぐ早急に見直すことが重要です。
Rさんは、「何かがおかしい」と気付かれ、すぐに個人相談に来られて、本当に良かったと思います。

私の個人相談では、その人の体質を細かく分析しながら、体調に合わせて毒素を代謝するよう促していきます。
このように改善に時間がかかる体の場合、正直なところ、3週間ではまず難しいです。おそらく分析と体験、そして現状の問題確認で精一杯でしょう。
そのため、無塩食長期サポートで対応しています。
3年、5年、7年と、長期に渡り、日々の細かな調整を繰り返していくことで、少しずつ確実に修正していくことができます。
一人でやっていると、知識が浅いために、どうしても自己流になっていき、脱線していることに気付かず、良くなっているのか悪くなっているのか、分からなくなってしまいます。

長年の間違いにより、痩せすぎでガチガチに締めてしまった体。
体重を取り戻すためには、柔軟性のあるみずみずしい細胞組織ときれいな血液を循環させることです。
そのための最善で最短の方法があります。
それが『マクロビオンライン個人相談』です。

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