体と心がラクになるマクロビオンライン個人相談
西野椰季子のサイト

【9年のつらい指先アトピーが3週間で手袋ナシに回復】


今日は「指先アトピーで家事ができない、水仕事がつらいので何とかしたいです」と、駆け込んできた子育て中の44歳女性Eさんが、劇的に回復されたお話です。

▼動画で視聴したい場合はこちらから

指先アトピー9年間が3週間で回復

Eさんには小さいお子さんが2人いて、ご家族の料理を作るのも大変な状況ということでした。
とにかく指先が痒くて、皮膚が腫れたり切れて出血しており、手袋をしていても握ったり触ったりするだけで痛いのです。

ところが食事内容を変えただけで、3週間で手袋無しでも料理できるほどにまで、指先アトピーはすっかり軽減したのです。
9年間もの間、手袋をしなければ家事ができなかったというのに、です。

Eさんの一番の悩みは手指のアトピーで、痒いだけでなく切れて血が出ているので、あまりにもつらいため料理や水仕事、家事全般が困難な状態でした。
夜も痒みで眠れず、育児中ということも重なって、疲れを溜め込んでおり、気分的にもイライラしたり落ち込んだり、体調も優れず、フラフラすることが多かったそうです。

他にも、原因不明の頭痛、便秘、喉の痛み、体のあちこちの慢性コリ症、胃痛があり、冷え、むくみは毎日。
沢山つらい症状を抱えて、ご相談に来られました。

アトピーには動物性も玄米も害になる

食事内容を聞くと、動物性食品を摂るとじんましんや痒みが出てしまうので、受け付けない体になっているとのことです。
マクロビを始めて4年目、動物性はとりあえずやめている状態。
アトピーを治したくて通ったマクロビ料理教室の食事の内容に問題がありました。

酵素玄米と塩分を利かせた料理、甜菜糖や米飴やメープルシロップを使ったマクロビスイーツ。
飲み物は玄米コーヒーや穀物コーヒー、梅醤番茶。

これらは非常に良くないです。全て、アトピーを悪化させるものばかりです。
動物性と砂糖を使っていないとはいえ、この食事内容はEさんの体質に全く合わず、困惑されていました。

アトピーは、茄子やほうれん草などの野菜はさけるようにと言われてきて、茄子は好きなのですが、冷えそうだし、あまり食べないようにしてきました。
ジャガイモもマクロビでは避けるべき食材と教わりました。

このようにEさんは、間違ったマクロビ知識を教わり、それによってアトピーは治らず、困惑されていました。
動物性や砂糖をやめても、アトピーに良くないものを食べていたり、野菜の食べ方や調理法が間違っていたりすると、治りません。それどころかどんどん悪化してしまうことも多いです。

またEさんは指先アトピーの症状がつらいこともあり、家事や料理が思うようにできないので、簡単に空腹をおさめるために豆腐や納豆などの大豆加工品に頼っていました。
しかしこのようなタンパク質の摂りすぎ、穀類の摂りすぎ、そして野菜不足が、症状の悪化に拍車をかけていたのです。

玄米は体調が悪くなるので体が受け付けないため、指先アトピーを治すために何を食べたら良いのか分からない混迷状態でした。
Eさんは反応が出やすい敏感な体質のようで、マクロビスイーツを食べてもすぐに具合が悪くなっていました。

アトピー体質の人が過食になる原因

動物性をやめていて、玄米は受け付けなくなっているにも関わらず、食べ物や飲み物は陽性なものが多いという状態なので、当然のように時々甘い物やせんべいなどの過食欲求に襲われます。
すると、精神不安もひどくなっていきますし、過食すると当然のように指先アトピーが悪化。
Eさんは、せんべいやナッツの過食を繰り返しており、ここも陰陽バランスの乱れが見られます。
つまり、そもそも陽性体質だったにも関わらず、ますます陽性化していったのです。
その反動で陰性のスイーツを過食したくなるのです。
しかし、何を食べればこの体の陰陽バランスが修正できるのか?という知識が無いですし、マクロビ料理教室では教えることができないので、困惑してしまうのです。

このようにして色々なことを修正していった結果、驚くべきことに、3週間が終了したときには、Eさんは手袋無しでも洗い物や料理ができるようになりました。

手の荒れ、調理のさいに、手袋なしでできなくなったのは、子どもが生まれてからです。
お風呂にいれたり、洗濯したり、炊事洗濯の多さで、ひどくなりました。
アトピーは、妊娠中にも出ていました。二人目出産後は、顔や背中、足などはきれいになりましたが、手だけは、どんどん荒れていきました。
大抵はビニール手袋です。でも、千切りをするときなど、どうしても、ビニールの左手では押さえられず、その時だけまたはずしたり、つけたり、一日に何度もそんな感じで、料理をするのに疲弊していました。
でも、自分の手で、料理を作って食べたいし、子どもにも食べさせたいです。

いつも木綿手袋とビニール手袋を二重に着けて、はめたり外したりしてとても大変な調理をしていたEさんだったのです。

Eさんから、3週間終了後に頂いたご感想です。
手袋をつけずに料理でき、ひび割れの唇はつるつるに
9年も手袋を着けて痛みと痒みに耐えながら家事をしていたEさんは、手袋無しでも野菜が洗えるようになったのです!

指先アトピーを改善するために大切なこと

短期間での劇的な変化は本当に驚くべきことですね。
Eさんはすでに動物性をやめていたことや、体の反応が出やすい体質なので、ご自分でダメなものがハッキリわかること、アドバイスを素直に実行されたことなどが、短期間で効果を実感できた理由のひとつだと思います。
そして、自分の手で作りたい、お子さんに食べさせたいという気持ちが、このような素晴らしい結果につながったのです。

その他の症状についても、3週間で軽減が見られました。
時間はかかりますが、体の陰陽バランスをしっかり理解し、何を食べるかという選択を間違えなければ、どんどん良くなっていくという確信があります。

つらい症状が改善して、本当に良かったです。
体に合わないものを食べるとすぐにじんましんや不調が出るということですから、良い面もすぐに反応が出やすいのかもしれませんね。

Eさんは「タンパク質を摂らなければいけない」という考えから抜け出せず、しかし動物性は一切食べられない体質になってしまったので、それでとても不安になって困っていました。
また、玄米を食べないで良いですよ、というアドバイスにもショックを受けられていました。

タンパク質や玄米を食べられないことで、罪悪感を持ってしまっていたんですね。
そこから解放されたことも、大きな成果だったと思います。
どのような場合も、自分自身の体から考えていくことで、解決していくのです。

このタンパク質の件は、ここでは簡単には説明できないことですので、こちらのDVD教材を参考に勉強してください。
無塩食概論シリーズで学ぶ

Push Notification