【マクロビを家族に反対されていたMさんが実践したこと】
さて今日は、個人相談の長期サポートを受けられているMさんのお話です。
ご家族と食事の問題についてご質問をいただくことが多いのですが、Mさんの体験談は、とても参考になると思います。
自分の変化と家族の変化
東京都在住のM様は39歳女性。
ご主人と息子さんの3人暮らしです。
3週間セミナーを楽しく修了され、ご自分だけでなく息子さんの体調も整えていきたいとのことで、現在長期サポートを受けられています。
Mさんも息子さんも、順調に良い方向へ向かっています。
しかし目標にしていたこととは別の、とても素晴らしい効果があったので、是非ご紹介したいのです。
体調が悪いのにマクロビに興味が無い夫
Mさんのご主人は、ジャンクフードやコンビニ菓子、ファミレス大好き。
しかし、身体は虚弱体質で、体力がない、疲れやすい、ちょっとしたことでキレやすい、とのことでした。
始めは、Mさんの作る食事への理解がなく、Mさんは困っていました。
ところが・・・。
ここからはその経過です。
Mさんから許可をいただき、メールの中から抜粋して、日記形式でお届けします。
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5月。
何も言わなければ、PC前でぼーっと座ってばかりいる夫。
夫の両親が遊びに来ていたので、夕方は無塩食のなかから、気に入ってもらえそうなものを選んで作りました。
とても喜んでもらえて良かったです!
義父は過去2回心筋梗塞で手術し、義母は子宮筋腫で手術してるので、義父母にも無塩食は必要なのではと思います。
6月始め。
ここ数日体調のすぐれない夫に、昨晩、
「おまえの食事のせいで具合が悪くなった。俺には合わない。持病の頭痛が酷くなったり、野菜ばっかり食べてるから痩せて筋肉が衰え仕事にならない。俺の分は作らなくていい。買ってくる。」
と突然言われました。
夫は昼、会社のお弁当(動物性)を食べたり、鼻炎や頭痛の市販薬をしょっちゅう飲んだり、家でも仕事でも一日中パソコン使ったり、寝る前におせんべいやちんすこう食べたりしてるので、私の料理のせいとは言い切れないのに、・・・悲しいです。
夫の身体と心に起こった劇的な変化
・・・その翌日。
あれだけの暴言を吐いておきながら、夫は昨晩何も仕事帰りに買って来ず、「俺は納豆だけあればいいんだ」と言いながら、私の作った減塩の野菜料理もしっかり食べていて、呆れました。
7月始め。
夫が寝る前に茹で卵作って食べたり、チョコレート、せんべい、クッキー(コンビニのもの)を隠れ食いし、たまに子供が見つけ欲しがるので困ってます。
子供と私と夫に食改善がどれだけ必要か、夫には理解が薄いようです。
8月下旬。
昨日、夫が「食事(私の作る無塩と減塩の野菜料理)のおかげで、風邪をひかなくなった」と申しておりました。
虚弱体質で以前はしょっちゅう会社を休んでいたのです。
また、夫は、ものを捨てたり片付けられるようになりました。
体調は良いそうです。
頭痛とか足の痺れがなくなったと言ってます。
西野先生のおかげです!
毎日の積み重ねの結果
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ここまでが、Mさんご一家の数ヶ月間の変化の様子です。
いかがでしょうか?
断片的ではありますが、じわじわと変化している様子がとてもよく伝わってきますよね。
Mさんは途中、ご主人から酷いことを言われたり、辛い思いをしたこともありましたが、日々、コツコツとご自分とご家族のための料理を作り続けていったんですね。
コツコツ、コツコツ作り続けた、心のこもった料理。
その毎日の積み重ねが、大きな力を生み出すのです。
Mさんのご報告だけをここに記載しておりますが、いただいたご報告や悩みに対しては、必ず私からその都度アドバイスをしました。
毎日ご報告をいただくので、毎日アドバイスしました。
それについて、Mさんは必ず、しかもすぐに実行していったのです。
<まず、アドバイス通りやってみる>
これがとても大切であり、何よりも必要なことなのです。
食事はコミュニケーション
今はご主人もお子さんも、Mさんの減塩・無塩料理をすっかり楽しんでいただいているようです。
また、先日はMさんのお母様(外食大好き)にも、野菜料理を美味しく食べていただけたとのこと。
これにはちょっとした料理のテクニックや、また、コミュニケーションのコツがあるのです。
それをMさんはとても上手に取り入れていったので、このように良い結果につながったのですね。
そしてその素敵な効果は、じわじわと拡がっているようです。
ポイントは、
★決して押し付けないこと。
★温かく見守ること。
★コミュニケーションを大切にすること。
根気よく、そして、食べ方や飲み方などの、やり方を間違えずに実行すること。
これらが大切ですね。
Mさんご一家のこれからも、ますます楽しみです!