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【体は必ずしも正しい答えをくれない】

2018年9月2日

熱中症対策と思い水分や塩分を摂り過ぎて、それがかえって体調不良となってしまう問題について、前回のコラムで書きました。
人はなぜ、自分自身の許容量を超えてしまうのでしょうか?
生命維持の視点から見ると、とても不自然なことですよね。

体に負担になる過剰摂取にならないようにするために、どのような対策をとっていけば良いのでしょうか?

何かの対策を考えるには、まずその問題の原因を理解することが重要です。

今日のポイントは、なぜ過剰摂取してしまうのか?
その原因と対策についてです。

毎日、たくさんの方からご相談メールをいただき、それについてアドバイスをさせていただいているのですが、
ちょうど今回のテーマにぴったりな内容がありましたのでご紹介します。

暑い=不快?

長期サポート会員の方から、下記のようなご報告をいただきました。

『家族がよく暑いと言うのですが、そんなに暑いかなぁといつも思ってしまいます。
確かに暑いし汗を沢山かくのですが、私はそれを不快に感じることがほとんどありません。
昨日いろいろな人と会って、あらためて人よりも暑さを不快に感じていないように思いました。
以前にこういうことはなく、先生の指導の元で菜食を始めてからだと思います。』

減塩菜食を始めて、汗をしっかりかいても不快でない、というのは、とても良いことだと思います。
塩分や砂糖などをたくさん摂っていて、さらに動物性も摂っている人達は、日頃から血液が濃く粘ってドロドロしています。
このドロドロの原因は、体内に蓄積している毒素によって、ますます悪化します。
そのようにドロドロ毒素いっぱいの体が、外気温の上昇によって温まると、汗もかきますし脱水しますから、さらに血液の粘性度が増します。
そのドロドロ倍増の血液が、肝臓、腎臓、心臓など体中の臓器に負担をかけますから、不快感も増幅します。
また、汗からは大量に毒素などが出ます。
そのため、毒素=不快なものが汗から出てくれば、皮膚表面が不快なもので覆われるわけで、それによっても不快感が増幅します。

つまり、その不快感が「暑い」という表現になって表れるのです。
ですから「暑い、暑い」と言っている人の感覚を翻訳をすると「暑くて不快で辛い」ということになるのですね。

*****

上記の長期サポート会員の方は、私のアドバイスに従って正しく無塩食を実行することにより、体内の浄化に努めているので、
暑さを必要以上に不快に感じることなく、心地よく今年の猛暑を過ごされています。
実はこの方は、ご相談に来られる前は、とても体が弱くて、毎年夏バテをしていたのです。
それが、食を正していくとともに、年々、夏が過ごしやすくなっているとのことです。

なぜ摂りすぎるのか

前回のコラムで、塩分と水分のことを書きました。

いずれも、”摂りすぎる”というところに問題があるわけですが、
そもそも何かを”~すぎる”という行動自体、生命維持あるいは健康維持から見ると真逆になってしまっています。
これはとても不自然ですよね。

なぜ、このようなことになるのでしょうか?

それは・・・、

“体との対話が日常的に失われている”

“体内に毒素の蓄積が多い”

などが、主な原因です。

毒素をどれだけ溜め込んでいるのかのチェックは「無塩食でからだはこんなにラクになる」に書いてありますので、
読んだ方は確認されていることと思います。

判断力の低下

先述したように、いつも「暑い暑い」と言って辛そうにしている人は、毒素を溜め込んでしまっているわけです。
いわゆる夏バテ予備軍のような感じになっているのです。
体内毒素を溜め込んでいると、あらゆる臓器が疲れきっていきますから、当然ながら体の機能が正常に働きません。
特に肝機能が低下していると、良い血液を脳に送ることができません。
そうすると、脳は”誤作動”を起こすようになってしまい、正しい判断ができなくなってしまうのです。

そして<判断力の低下>が起こります。

判断力が低下すると、食べ物から始まって、生活や人生のあらゆることに問題が起こります。
たとえそれが、命にとって間違った行動であっても、わからなくなってしまうのです。
これが、過剰摂取してしまう行動につながるのです。
この解決のためには、体にとって不要なものを取り込まないことはもちろん大切、最優先事項です。
さらに、溜め込んだ毒素を正しく代謝させて、体の機能を回復させ、良い血液を作ることが重要です。

熱中症とは

熱中症というのは、極めて簡単に言うと、体温上昇と脱水の状態です。

表現を変えると、汚れたドロドロの血が外気温の上昇によって温められてドロドロ度が増すことにより、
臓器に甚大な負担をかけ、代謝がうまくいかなくなり、体の機能が不具合となってしまうわけです。

ですから、日頃からドロドロ血を作らないよう、”血液の浄化”に務めることがなによりも大切なのです。
サラサラの綺麗な血液が循環していれば、このようなことにはならないのです。
想像してみてください。

ドロドロ血が温まって、毒素が溶け出し、さらに粘ってドロドロが増しているところを・・・。
恐ろしいですね・・・。

真の熱中症対策

というわけで、最優先すべきは、『血液の浄化』です。
熱中症対策として大切なことを簡単にまとめますと、

★日頃から、塩分を摂り過ぎないこと。

★日頃から、体質にあった良質な水分をたっぷり摂ること。

★日頃から、毒素をためない食生活をする。

★日頃から、代謝をよくするために、適度な運動をする。

重要なことなので、繰り返します。
「日頃から」。

つまり<日々の積み重ね>が、体にとって、とても大切なのです。

最も大切なことは

そしてもうひとつ。
これが、何よりも大切なことだと思います。

★常に体との対話を失わないように心がける。

この「体との対話」については、メルマガやコラムの中で繰り返し、お伝えしていることですね。
しかしどうやって対話したら良いのか?がわからなくて、困っている人がとても多いのです。
どうやって対話をしていけば良いのかは、個人相談で緻密なやりとりをしながら、コツコツ積み重ねていくことが必要となります。
なぜなら、どうやって?の部分から入っても、表面的なテクニックに終わってしまうからなんですね。
この件は、単純ではないので、また今後もメルマガでとりあげていきたいテーマです。

昔と今の体質の違い

なにげない会話の中で、私の母が「昔は熱中症なんて無かったのよねー」と、言うのです。
同じことを、國清先生もおっしゃっていました。

ただこの件は、近年、熱中症という言い方に変わっただけであって、昔は「日射病」「熱射病」という言葉を使っていました。
なので、全く同じではないけれども、似た症状は昔からあったと思われます。
熱中症という言葉を使う前には、変死扱いになっていたケースも多かったようです。
私自身も子供の頃(1970年代頃)、「日射病になるといけないから帽子をかぶりなさい」と、わりと厳重に言われており、
夏の外出時には必ず麦わら帽子をかぶって出かけていたものでした。
詳しくは色々な症状があり、簡単にひとくくりにはできないかと思いますが、
現状ではいくつかの症例を「熱中症」でひとまとめにしている感じになっているように思います。
昔から、今で言う熱中症に似た症状はあったということです。
ただハッキリと言えるのは、今のように多くはなかったですし、しかもどんどん増えている、ということなのです。

これは、何を表しているでしょうか?

昔に比べて今は、いかに食生活が悪くなったか、ということではないでしょうか。
“食べたものが体を作る”わけですから、食べ物が悪ければ、それによって出来上がった体も悪い、ということになります。
体が悪いというのはつまり、体質が悪い、のです。
体質が悪いと、外気温や気象変化などに影響を受けやすくなります。
日常の食べ物、飲み物について見直し、熱中症にならないようにきれいで活力のある血液を作ることをしていきましょう!
体作りから考えることによって、様々な不安や疑問もなくなっていくものです。
ドロドロ血液って本当に怖いですね・・・!

以上、熱中症対策の間違いと対策など、2回に分けてお届けしました。
暑さに負けず、楽しい夏を過ごしましょう。

『無塩食概論』のシリーズでも、熱中症について詳しく解説していますので、まだお持ちでない方はこちらをご覧ください。
 ⇒ https://www.yasukonishino.com/dvd.html
すでにお持ちの方は、再度、ご覧になってみてくださいね。

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