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無塩食ダイエット・アドバイザー
西野椰季子のサイト

【体にとって正しい欲求だと錯覚していた】

2017年8月11日

Fさんは39歳女性です。
ご相談に来られた時、マクロビは3年ほど続けているということでした。


甘いものを食べ続け、満足できない

Fさんが抱えていた症状は、アトピー性皮膚炎、低体温、過食がおさまらない、とのこと。
特に甘いものがやめられず、いつまでも食べ続けてしまう。



しかし、いくら食べ続けても満足できない・・・。



そうした過食によって、アトピーもさらに症状が悪化し、真っ赤になって腫れ上がったり、ガサガサしたり。
マクロビをやっても改善されず、それどころか、過食やその他の症状は、むしろ悪化したそうです。

Fさんの症状

症状は他に、目の疲れや、鼻づまり、腰痛などがありました。
精神的にも気分の浮き沈みが激しく、落ち込み始めると取り越し苦労になり、
起こってもいないことについて考えすぎて、ネガティブになっていく・・・ということが多くなったそうです。


Fさんが実践していたマクロビ食の内容

実践されているというマクロビ食の内容を詳しく確認したところ、
主に玄米や雑穀、揚げ物、味噌汁、漬物、根菜、ナッツやゴマ…というような、野菜が非常に少ない食事内容でした。

ナッツ、シリアル、ドライフルーツ、ゴマ、きなこ等は、特にアトピーには非常に良くないものです。
毎日たくさん食べているというので、これらは全て、すぐにやめていただきました。

これらの食品は、アトピーの悪化だけでなく、むくみの原因にもなっていました。

腎臓を傷めつけていた

むくみというのは色々な原因がありますが、Fさんの場合は腎臓が悪く、さらにこのように腎臓を詰まらせるものばかり摂っていたため、
ますます代謝を悪くしてしまい、そして穀類と塩分の玄米菜食によって、体のあちこちが滞ってしまったという状態でした。

低体温と冷えがひどいのも、この腎臓の詰まりから来ています。
これによってからだ全体が滞り、血液循環が悪くなり、それで冷えているのです。

Fさんは、
「こんなに塩分の多いマクロビオティックは、何かおかしいのでは…」

と危機感を感じ始め、私のところへご相談に来られました。

ついには生理停止に

子供の頃から動物性の食べ物が多かったFさん。
肉やチーズ等が多く、大人になってからアトピーが発症したということでした。

Fさんはアトピーを治すためにマクロビを始めましたが、いわゆる陽性信仰のマクロビで、
玄米が良い、揚げ物(車麩のフライ、大豆タンパクの唐揚げ)多め、夏でも生野菜やジュース・果物は摂らない、
冬にトマト等を食べない、根菜類を濃い味付けで食べる、水分を控える、というやり方を続けていました。

とにかく塩をあちこちにどんどん使う、玄米にはごま塩をたくさんかけて食べる、
外出の時には塩を持ち歩き、振りかけては食べる、ということもやっていました。
肉より魚なら良いのではと思い、魚は食べていたそうです。

体中のアトピーがどんどん悪化し、むくみがひどくなり、ついには生理も止まってしまいました。

全体的に体中の細胞組織を塩気で固めてしまっていて、もう…ガチガチになっていました。
このような陽性化が、甘いものや過食の『爆発的な欲求』の原因です。

Fさんは雑穀料理も体に良いと思い込み、積極的に食べていました。
しかし雑穀も味の濃い雑穀料理も、非常に陽性が強いですから、Fさんの状態を悪化させる原因の一つとなっていました。

体が冷えるから、陰性だから、といって、元々陽性だった体を益々陽性化させ、
細胞組織を固めて締めてしまい、冷えがひどくなり、生理が止まり、低体温になってしまったのです。

3週間取り組んだ食改善の効果

ところが。

冷え、低体温は、セミナー開始後、1週間で改善してきました。
Fさんは本当にびっくりされていました。

アドバイス通りに食事内容を修正して、体に合ったものをしっかり食べていただいたことが、
一週間という早い期間で、良い結果を生み出したのです。

しかも、同時に過食と甘いものの欲求が治まってきました。
アトピーの皮膚症状も急速に良くなっていきます。


Fさんのように細胞組織をガチガチにしてしまった場合、ゆるめてほぐすのに相当な時間がかかります。
ですがセミナー後、生理が無事に復活し、しかもとても軽いということで、これにもFさんはとても驚いていました。

アトピーの治り方

アトピーの方の場合、良くなったり悪くなったりと、症状が非常に変化しやすい性質を持っています。
そういうときに、食事内容や飲み物の飲み方、また塩分量や調理法、分量などなど…が、
その時の体にとって適切かどうかを、きちんと確認する必要があります。

単純に、良くなった、悪化した…と一喜一憂していても、進まないのです。
正しく理解をして実行しない限り、症状や食べ物にいつまでも振り回されてしまうのです。

ナッツがやたらに欲しくなる

Fさんが不思議に思っていたことのひとつに、「マクロビをやっているとナッツがやたらに欲しくなる」がありました。

これは、マクロビで肝臓を傷めてしまうためです。
つまり、玄米の多食、塩分過多、水分を控え、おせんべいやクッキーやナッツ類の多食、
植物性であってもタンパク質の多食、揚げ物等の油…等々によって、肝臓を傷めます。

しかも、Fさんは玄米と一緒に、魚なら良いかと思って食べていたわけですから、これも肝臓・腎臓に負担をかけます。
そうすると、肝機能が低下し、肝臓が誤作動を起こし、脂肪を多く含むナッツ類の欲求が起こりやすくなります。

しかしナッツ類というのは、非常に分解しにくいタンパク質と脂質を含んだものですから、とても負担になってしまうのです。
既に玄米や塩分やその他で疲れ果てている肝臓……
そこへ、分解しにくいタンパク質であるナッツを大量に摂ったら、どうなるか想像してみてください。
恐ろしいです。

「マクロビをやっているから正しいはず」

このように、大変危険なことが起こります。
「マクロビをやっているから、これは正しい欲求なんだ」と、つい錯覚してしまうのです。

しかし実はこれが、肝臓だけでなく腎臓までも傷めつける原因となってしまいます。
このように、体に良いからと始めた食事が間違っていたために、全ての歯車が狂っていく・・・

ということはよく起こりがちですから、これを読まれている皆さんも十分に注意してください。
肝臓は沈黙の臓器。痛みを感じないため、異常に気付きにくいです。

従来のマクロビでは「血液は7年で入れ替わるので、とにかく玄米を食べれば大丈夫」と、教えられたそうです。
しかしFさんは、「これでは排毒はしても、血液はドロドロのままなんじゃ・・・?」ということに気がついたのです。

つまり、Fさんの「こんなに塩分が多いマクロビなんて、おかしいんじゃない?」と思った、それが正しい体の声だったのです。


終了後にFさんからいただいたメール

Fさんから、
「従来のマクロビではアトピーと過食が悪化する」
「いかに間違ったことをやってしまったのだろうか」
「それがわかって、本当に良かった」
・・・というメールをいただきました。

マクロビが間違った形で伝わってしまっているために大変な被害を生み出し続けていると、しみじみ痛感したFさんとの3週間でした。
しかし、Fさんは間違いに気付かれ、どんどん回復されていったので、本当に良かったと思います。

もしもあのまま間違ったマクロビを信じて続けていたなら、Fさんはどうなっていたことでしょうか…。



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