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【自己流の恐ろしさとは…】

さて今日は、とっても怖い『自己流』のお話です。
重要なことなので、よく読んでおいてくださいね。

自己流とは


――自己流とは、何か。

自分の体をよく知ることに務め、同時に体との対話を積み重ね、深くこれらを理解した上で、
自分の体質、体調などに合わせて、“カスタマイズ”していくこと。
そのような“自己流”であれば、問題は起こりにくいですし、むしろ大変素晴らしいことであると言えます。

しかしながら、このような領域に到達するまでには、一人ではかなり難しいと言えます。

また、相当な努力と時間と年月がかかることです。
数日や、数週間では、到底無理です。

本当の理解

大抵は、表面的な、自分に都合の良い解釈によって、非常に偏った“自己流”になってしまいます。
これは上記のような、カスタマイズとは全く別の次元と言えます。

まず第一の問題として、自分の体を知る、理解するというのは、本当に簡単なことではありません。
そして、正しく理論を理解するためには、文字や、耳で聞いた話を、
言葉や文面上で理解できたとしても、それは本当の理解ではないのです。

実践を伴わない理論上の理解というのは、大変危険なのです。
いわゆる、机上の空論となってしまいます。
本質的な理解というよりは、理解という思い込みですね。

しかも体は常に変化し続けますから、一つのやり方を正しいと信じ込み、やり続けるのは、あまりにも危険ですね。

“体に良さそう風”のもの

先日、ご相談者の方から、このようなご質問をいただいたのです。

「料理が自己流とは、どういう意味ですか?」

私は次のようにお答えしました。

「自己流=理解のないまま独自の判断でアレンジを加えたり、理解したつもりになってしまうことを指します。
これは、体にとって大変危険なことですから、まずは、レシピの意味を噛み砕くように読み取り、丁寧に作ってみてください。」

このようなご質問をされるということは、この方は自己流に全く無自覚だったということになりますね。

そしてこの方は、自己流料理の他に、手当たり次第に“体に良さそう風”なものを取り入れていました。


例えば、
・玄米を食べ
・雑穀を取り入れ
・塩分の計量も大雑把
・油の使い方も大雑把
・サプリメントを摂り
・オーガニックの「栄養ドリンク」を飲み
・料理はかなり適当で、外食が多く
・料理をしたくない時は外食で済ませ
・残り物や穀類でお腹を満たし
・便秘になったら便秘対策の「●●茶」を飲む
・「●●水」が健康に良いと聞けば取り入れ
・料理をしたくないけれども野菜を摂らねばという焦りから、
 手当たり次第に素材を放り込んだスムージーをがぶ飲みする・・・

・・・といった、かなり雑然とした食事状況。

カオスな生活による不安

さらに、マクロビのアドバイスをあちこちで何度も受けられ、
そのたびに異なったアドバイスとなり、かなり混乱を招いておりました。

上記のことが複合し、混沌としたカオス状態な食事状況と日常でした。

これでは体調は悪くなる一方です・・・。
良くなりようがありませんね。

このように、体に良いと謳うものを手当たり次第に取り入れてしまうのは、原因があります。
毎日、自分の手で作り出す『料理に不安がある』からなのです。

不安があるから、その不安を消したい。
何かが不足しているのは分かるけど、何かが分からない。

その不足なものを何とか補わなければいけないのではないか?
…という、一種の強迫観念なのです。

玄米に頼れば良い?
サプリメントに頼れば良い?
・・・いいえ、それは、解決策ではありません。
常に何かに依存しているのです。

自分の体に適切な料理が作れて、そのことに心から満足し、楽しめていたら、
自然と、余計なものには手を出さなくなるのです。

毎日、自分のために、そして自分の体のことを考え料理をする、
あるいは、家族の体のために料理をする、それが人が生きる上での基本、
つまりそれが『生きる』ことだと思います。

思考の歪み

このような混沌とした状況では、まず、その人自身の思考の歪みや、悪い思考の癖を直さなければいけません。
もちろん食事を正さなければ体調は改善されないのですが、
歪んだ思考では、アドバイスが適切であっても、常に自分の頭の中で勝手に歪められてしまうため、正しく伝わらないのです。

まず、自分の思考が歪みやすい、あるいは、勘違いをしやすい、
というところから自覚しなければ、永遠に間違いを繰り返すことになってしまうのです。

自分の体にとって、本当に良いもの、本当に必要なものを得るためには、
適切なアドバイスを正しく受け取るという、器が必要なのです。

まとめ

……ちなみに念のため、誤解を招くといけないので書いておきますが、
先程の“体に良さそう風”なものは、全てやめていただくようアドバイスしました。

3週間の間にかなり食事の改善が見られましたが、上記の『思考の歪み』がかなり根深いものがあり、
相当な努力と忍耐と根気と月日が、これから必要となることでしょう。

このような状況にならないためには、できるだけ早い段階で適切なアドバイスを受ける必要があり、
しかもそれを【正確に実行する】ということが、本当に大切だと痛感しました。




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